2021/11/16 18:19
こんにちは、カエルフルーツカンパニーです。
少し長いように感じた秋があれよあれよと終わり、アッという間に本格的な冬が始まってしまいましたね。
いかがお過ごしでしょうか。
今回は少し残念なことをお伝えしなくてはいけなくなりました。
カエルフルーツカンパニーでは今年も始まる【葉とらずサンふじ】の収穫に向け、準備を進めているところです。
例年ですと、わっさりとたわわに実った葉陰も個性的な【葉とらずサンふじ】が今か今かと収穫を待ちわびているのを
満足げに眺めて悦に入る季節でもあるのですが…
今年はそんな様子が嘘のように、葉っぱが少なくりんごも少ない、寂しい限りの光景が広がっているのです…。
これは4月に3度にわたり小布施町を襲った【遅霜】の影響です。
その時期は一番良い実のなる花が受粉を待つ大切な時期で、その時期に空気が0℃を下回ってしまうと花が受粉せずに落ちてしまいます。
…とってもタイミングの悪い時期に寒くなってしまったんです。
(今年の春の寒さは記録的な寒さで、数十年でも稀なほどだったとか。りんごの花だけでなく、カエルフルーツカンパニーでは栗や桃の木も寒さにやられ枯れてしまったものがありました。また栗の不作の原因の一つにもなりました。)
また花の咲く時期がだらだらと長く続いてしまい、普段なら咲かないタイミングの花が変な時期に着果し、せっかく摘果をして実を選抜したところに余分な実がついたことで、良い実の成長を妨げてしまっておりました。
このような前代未聞の凍害の影響で当園のりんごは例年の10分の1ほどに減ってしまいました。
青果として出荷できるりんごはその中でも半分ほど、残りは形や大きさが青果として出荷するには満たない基準のりんごなので
ジュースとして加工用に出荷する予定となってしまいました。
このような状況で、現在はBASEにてお取り扱いのできる【葉とらずサンふじ】の目処が立ちません。
大変心苦しいのですが、本年の販売は今のところ【中止】とさせていただきたいと思います。
例年カエルフルーツカンパニーの【葉とらずサンふじ】を楽しみにお待ちいただいているお客様には大変申し訳ありません。
これからも美味しく安全なフルーツづくりを心掛け、新鮮なフルーツの美味しさを皆様にお伝えできるようますます努力してゆく所存です!
来年はこのような天候被害はないことを願っております。
では少し残念なお知らせをお伝えしてしまいましたが、これからも引続きカエルフルーツカンパニーを宜しくお願い致します!